2011/10/14

ANALOG DEVICES AD518JH Metal Can Package

ちょっとしばらく、アナデバ厨にナッてもイイですか?w(;・∀・)

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ANALOG DEVICES AD518JH

High Slew Rate: 70V /J1.s
Wide Bandwidth: 12MHz
60° Phase Margin (At Unity Gain Crossover)
Drives 300pF Load
Guaranteed Low Offset Drift : 15J1.VtC Max (AD518K)
Pin Compatible With 118-Type Op Amp Series
Mil-Standard Parts Available
8-Pin Plastic Mini-DIP or TO-99 Hermetic Metal Can

 

 

シングルのオペレーショナルアンプです

電源電圧は正負20Vまで

 

アナログデバイセズのWeb ページでは生産完了品

データシートには

PRINTED IN U.S.A. C179b-15-8/85

となっていますので

おそらくは1985年版のデータシート

 

ダウンロード出来るPDFファイルには OBSOLETE が大きく書かれていますので、最終版でしょう

 

そのあたりから推測すると、20年以上前のものではないかと思われます

 

[追記]

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ANALOG DEVICES の Web ページからダウンロードした、データシートPDF ファイルのプロパティを見てみたところ、作成日が 2003/08/27 となっていました。

 

メタルカンパッケージは過酷な環境下での使用に耐えるための形ですので、軍事だとか航空宇宙用に最近まで作ってたのかしらん、と思いつつ・・・

 

もうちょっと調べてみました

 

すると・・・

 

「周波数領域20Hz~20kHzにおける単板試料磁気試験装置」

という、山田 一 電気工学教室 助教授、中村浩 電気工学教室 技宮、加藤寛 大学院修士課程 (3名とも執筆当時)の、三名の方の書かれた「信州大学工学部紀要 第41号」に載っている論文が見つかりました

 

電力トランスジューサを用いて鉄損測定を行うにあたっての解説図(10)に

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AD518 を2基使用している事を発見!!!!

 

電力トランスジューサと鉄損失が、ワタシには、ナニかヨクワカリマセンg(ry

 

この論文の受理日時は

昭和51年10月30日

それは

1976年

 

予想より10年もレトロ度アップ!!!1!1!

キタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!

 

 

今回の逸品は

Extreme Parts http://extparts.com/ さん

Twitter@extparts)で購入しました

2011/10/13~2011/10/31 ガイガーカウンターを作ろうキャンペーン中だそうです(`・ω・´)☆

 

ゼヒ!

ヴィンテージオペアンのラインナップを

激増させてくだs(ry

(; ・`д・´)

 

この子安すぎなんじゃ・・・(汗;

もう2~3声高くても、ラインナップ充実したらイケる気がしないでもないような、あるようn(ry

あんまり安いと、オークションとかで転売するアレなヒトがナニでソレにナッt(ry

 

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さ~て

問題は・・・

 

丸いピン配置をどうするか・・・w

 

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聴いてみないことにははじまらないので

ググっと

挿す

 

缶から出っ張った印が8ピンで

その左隣が1ピン

オーソドックスなDIP8 と同じ

反時計回りピンアサイン

 

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う~ん

カッコよくないスか?・・・w

 

四角四面な子ばっかり見てると

超新鮮(;・∀・)

 

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ウィンクしてる目とか描きたくなっちゃいますn(ry

 

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まだエージング始めたばっかりですが

 

特に破綻を感じさせず鳴っています

電源10Vくらいまで落ちるとドライブできなくなるようですが

 

かなり、イイ感じの音です

 

20年以上(設計は更に前だから、25年はいってる?)

35年以上(設計は更に前ですので、40年くらいいってる?)

前の、非音楽用オペアンと考えながら聴くと・・・

 

恐れ入りましたm(_ _;)m

 

最後になりましたが、信州大学工学部、山田 一 様、中村浩 様、加藤寛 様に、御礼申し上げます。

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